スカパーで“Collaboration 2004 松本孝弘「華」”with東京都交響楽団を見ました。
いやー良かったです。1890円も払って見る価値はありました(笑)。東京まで行く費用を考えれば、この価格は全然安いです。まあ生と映像では全然違いますが…。でもいいです、見れただけでも良かったです。ありがとうスカパー!機会があればぜひ愛する札幌でもやって欲しいです。kitaraで(地元ネタ)。まあ無理でしょうけど。
内容はB’zの曲からソロの曲まで盛りだくさんで、ドライブサウンドあり、クランチあり、ガットギターありとバリエーション豊富で面白かったです。TAKといえば歪んだ音をイメージされる方も多いと思いますが、クランチサウンドもかなりかっこいいです。今回はオーケストラとの競演なので、いつも通りの音量だと大きすぎるという事でアンプを別の部屋に置いてマイクで拾って出していたそうです。アンプはボリュームをフル10にした時に一番良い音が出るように設計されているので、音を一番良い状態で出したいという彼のこだわりなのでしょう。ただ、本人はいつものあの音量はバカだよとか言ってました(笑)。まあ確かにTAKの音はいつもデカイですね(笑)。
個人的に今回一番良かったのは、B’zの“The 7th Bluse”に収録されていた“Strings of My Soul”ですね。この曲はTAKのソロ曲のなかでも1、2を争うくらいお気に入りの曲で、10年も前に発売されたにも関わらず未だに聴いてます。こんな事を言うと失礼かもしれませんが、なんとなく自分の好きなギタリストの一人であるゲイリー・ムーアの曲に雰囲気が似ているんですよね。“Blue”はTMGのライブでも披露されていましたが、これもTAK流のブルースという感じで良かったですね。今回彼が一番やりたかったのはこの曲だったそうです。
ちなみにTAKは今回もやっちゃいました。ファンにはお馴染みの例の両手を挙げるポーズを(笑)。最初は普通に入って来たのですが、最後の最後でやっちゃいました。しかも今回はバックのオーケストラの方々も全員同じポーズをしていて、ちょっと笑えました。最後にオーケストラの方々が去っていく時も何人かがあのポーズで去っていきました。完全に悪ふざけです(笑)。
終演後、一度引っ込んだTAKが指揮者の方に呼ばれてもう一度出てきて、最後に指揮者の方にギターをプレゼントしていました。指揮者の方もびっくりしたみたいで、裏で本当にいいんですか?って言ってました(笑)。