エリック・クラプトンの札幌公演に行ってきました。会場に入ってまず感じたのは「スタンド、ガラガラじゃねーか!」というもの(笑)。3年前に初めて行った時はアリーナもスタンドも満員で「やっぱクラプトンは凄ぇ!」と思ったものです。ライブで人が入らない札幌で、しかも札幌ドームを満員にするのは、それだけ異例の事でした。まあB’zなんかはいつも埋まっていますが、海外アーティストではボンジョビやエアロスミスでもあまり埋まっていなかったというのが現状です。やっぱ3年前は最後のワールドツアーと言ったのが影響したんでしょうね。僕なんかは最後だろうが何だろうが、生でクラプトンのプレイが見れるってだけで興奮して死にそうになりますけどね(笑)。心配なのはクラプトンがあのガラガラのスタンドを見て、どう思ったかですね。もう札幌には来てくれないかも…。また最後って言えば、きっと満員になりますよ。たぶん(笑)。ただ、もし次があるなら、もう少し音を優先した会場で聴きたいという願望もありますね。
さて、ライブ本編の方ですが、厳密に言えば調子はあまり良くなかったのかな?ミスも多少ありましたし。ただ、やっぱりクラプトンはかっこいいです。全盛期を全く知らない(音源では知っていますが)20代の僕をこんなにも興奮させるクラプトンは、本当に偉大なアーティストです。客層を見ても本当に世代を問わずって感じですしね。特に今回はアリーナの前の方でしたし、スタンドだった3年前よりさらにライブを堪能出来た気がします。でも、目の前にクラプトンがいるのに、指の動きを見たいがためにスクリーンの方を見てしまう事もしばしば…(笑)。バンドメンバーもかなりの兵揃いでしたし、個人的にギターのデレクは一発で気に入ってしまいました。
なんだか今回のライブも3年前と同じくあっという間に終わってしまったという感じです。「えっ?もう終わり?」みたいな。夢中で見てて、気付いたら終わってましたね。まあクラプトンの帰り方も「ダブルアンコールがあるのか?」って思わせるくらいあっさりでしたしね(笑)。まあ賛否両論あると思いますが、大好きな曲の1つであるOld Loveも聴けたし、定番中の定番ですが、相変わらずLaylaは最高でしたし(イントロ部分でいきなりミスってましたが…)、個人的には満足できました。