チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦(アヤックス戦)1st legは2−2の引き分けに終わりました。
インテル 2−2 アヤックス
得点:49’スタンコヴィッチ 86’クルス
GK:トルド
DF:サネッティ コルドバ サムエル ブルディッソ
MF:フィーゴ カンビアッソ スタンコヴィッチ セーザル(46’ピサロ)
FW:クルス アドリアーノ(65’マルティンス)
イエローカード:コルドバ ピサロ クルス
この試合、とりあえずスタメンに少し驚きがありました。トルド?セーザル?えっ?みたいな。トルドはともかくセーザルを起用したのは、ちょっと疑問でしたね。セーザルが悪い選手というわけでは決してないですが、この大舞台で、加入したばかりでまだまだチームに馴染んでいない選手を起用するのはどうかと思いました。ラツィオ時代の教え子という事でマンチーニのサッカーは理解していても周りの選手との呼吸という点では、これからという感じでしょうからね。実際パフォーマンスは最悪に近かったですし。マンチーニの真意はわかりませんが、アヤックスを少し甘く見てるんじゃないかとさえ思いました。確かにヨーロッパのトップクラスのチームと比べると1ランク下なのは事実ですが、トーナメントでは何が起こるかわからないですからね。
結果的には2−2の引き分けで、アウェイゴールを2つ奪ったという事でインテルに有利な結果となりましたが、内容的にはあまり誉められたものではなかったですね。特に前半は最悪でした。若いチームであるアヤックスの勢いある攻撃に面食らって、あっという間に2失点。ミスも非常に多く、いつものショートパスで繋いでいくインテルのサッカーが全く出来ていませんでした。ヴェロン不在が非常に響いた前半でしたね。後半はピサロ投入で流れが良くなり、相手の勢いに陰りが見えてきた事で少しらしさがでてきましたが、一番良い時のインテルには程遠いですね。こういう時こそアドリアーノの力が必要なのですが、彼はまだ眠ったままです。早いところゴールを決めて、復活のきっかけを掴んでもらいたいのですが。アヤックス相手なら何とかなっても、この先の相手には彼の力は必要不可欠です。そろそろ目覚めてくれないと困ります。
まあ何とかアウェイで引き分けて、有利な状況に持ってこれたので、ホームではきっちり勝って次のラウンドに進んでもらいたいですね。